ランチ後のフリートーク
お腹も満たされ、至福のひと時。
成田エクスプレスの発車時刻まではまだ余裕があったため、ここでは少しスケートのお話も。
ジェフが今回の来日でうれしかったことのひとつに、日本の髙橋大輔選手の復活があったそうです。
ショーのリハーサルで久々に対面し、髙橋選手が元気に滑る様子を見て安心したそうで、
「大変なケガだったと聞いていたけど元気に滑っていたよ。オリンピックにも間に合うね!」
ジェフ自身も怪我に泣いた時期があるだけに、第一線にカムバックする大変さを、痛感しているのでしょうね。
さてここで、スタッフからジェフに最後のリクエスト。
今作『chapter TWO』で競技会の写真を提供いただいたカメラマンさんにお会いした際、
「ジェフはどの写真が一番好きかな?」とおっしゃっていたので、
ベストテイクを聞くとともに、そのページにサインを入れてお届けすることにしました。
▲ジェフが開いたのはこちらのページ。
どの試合のものか、本誌をご覧いただいた読者さんはもうお気づきですよね
▲なんと、お礼のメッセージがびっしりと綴られています
長年にわたり世界中の競技会でスケーターたちの奮闘を切り取ってきたカメラマンさんへの賛辞でした
写真は、2005年10月に行われたグランプリシリーズ『スケート・カナダ』から
フリープログラムの「トリビュート・トゥ・グレン・グールド」のものでした。
「このプログラムは僕にとって特別なもの。衣装も一番のお気に入りなんだよ」とジェフ。
演じる上ではとても難解なプログラムだったそうですが、
「競技会とは違った形で、またいつか滑ってみたいんだ」とのことでした。
近い将来、そのパフォーマンスを見ることができたらステキですよね。
ここで、ふと思い出したことがひとつ。
8月にジェフと写真集のタイトルについてやりとりした際、本人がグールドの言葉を引用していたこともあり、
あらためてグレン・グールドについて調べていたところ、ユニークな共通点を見つけました。
それは、この『chapter TWO』の発売日でもある9月25日がグレン・グールドの誕生日だったこと。
これにはジェフも「ワオ! それはすごい!」とビックリ。
ささやかな偶然ではありますが、なんとなくうれしいエピソードでもありました。
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コメント
どのエピソードからもジェフの人柄・優しさが伝わってきます。
高橋君の件もお礼メッセージの文面もジェフらしい
五線譜がちりばめられたこの衣装はとても素敵ですよね。大好きです!
実は私も9月25日生まれでして、不思議なご縁を感じて喜んでいます。
投稿: 浅水 | 2010年4月21日 (水) 23時59分
「トリビュート・トゥ・グレン・グールド」
私も一番好きだったプログラムと衣装です
残念ながらトリノ五輪では見れませんでしたが、
ジェフじゃなければ魅せられないプログラムだと思ってます。
引退後にこういうお話が聞けて幸せです
スタッフさん、いつもありがとうございます
投稿: | 2010年4月24日 (土) 02時26分
私も この衣装 大好きです
このプログラムまた見ることができたら・・・
投稿: | 2010年4月29日 (木) 15時08分
超遅いもいいとこですが、最近ジェフファンになった者です。
彼の素敵な人柄がよく解えるエピソードの数々、今更ながら萌え萌えしながら読んでます。
このサイトを残しておいてくださって本当にありがとうございます!!
感謝!感謝!!です。
投稿: 亀にも程がある一ファン | 2013年9月 4日 (水) 01時54分