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2009年9月17日 (木)

感動の「エクローグ」、そして準備完了

7月25日。愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内アイススケート場に到着後、
ジェフ本人と挨拶することに。撮影前に顔合わせできるのはとても心強く
スタッフの方のお取り計らいに感謝。イメージのとおり、とても朗らかな青年です。

今回の来日は、フライトの遅れで成田―名古屋間の国内線の乗り継ぎに間に合わず、
「前々日の夜遅くに成田空港から電車で名古屋入りしたんだよ」と本人。
それでも長旅の疲れなどはなく、「絶好調!」とのこと。時差ぼけについても、
「アジアは時差調整がしやすいみたい。あとはコーヒーで乗り切ってるよ!」とのことでした。

事前に追加リクエストの件も伝えていただいてあって、挨拶ののちすぐに採寸へ。
「ほかに足りないデータはある?」と、本人も協力的です。
髪の毛も、事前に見た写真から受けた印象よりは長さはある様子。
この後ヘアメイクさんとの最後の打ち合わせが控えていたため、
スナップを撮らせていただきました。

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(前からとサイドから)               (そして上から)

その後、「衣装も見ておいたほうがいい?」と、楽屋から衣装を持ってきてくれました。

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その他の細かい部分については、現場で相談して決めることに。
「よいショーを」「また東京で」と挨拶して、その場を失礼しました。

ショーは大盛況。
スケーターの皆さんの美しく優雅な、生き生きとしたパフォーマンス。
随所に工夫のこらされた演出と、お客さんたちの楽しそうな様子。
アットホームな雰囲気に包まれた氷上エンターテインメントでした。
また、この日披露されたジェフリー・バトルの「エクローグ」。
本人の演技とお客さんのリアクションが作り出したのは、
静寂ののち、スタンディングオベーションという感動的なコントラストでした。

のちのインタビューで、
「スケートをすることで自分の感情がどんどん広がっていくのが感じられる」
と、スケート中の独特な心境について語ってくれたジェフですが、
技術や表現力といった持ち前の能力、センスに加え、
それ以外の部分でも訴えかけてくるパフォーマンスは圧巻のひと言でした。
数十分前の気さくな青年とは別人に見えるようでいて、リアルでもある。
おそらく、凡人にはない特別なスイッチを持っているのかも?
いざ彼がカメラの前に立ったときには、どんなスイッチが入るのだろうか。
ふとそんなことを思いながら、名古屋をあとにしました。

東京に戻ってすぐ、スタッフに最終報告を。

メイクさん:写真を見ていただいた上で、「長さは問題なし」と判断。
ウィッグは3種類用意したので念のためスタンバイすることに。

スタイリストさん:
すでに用意が整っている衣装と最新の寸法を照らし合わせてチェック完了。

カメラマンさん:
「本人はひとつひとつの判断が早くてフットワークが軽い印象。
企画内容にも理解があるので、現場ではどんどん撮っていきましょう」とメッセージ。

報告を終えて、ひと段落。あとは撮影日当日を待つばかりです。

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